市(いち)について

市(いち)の理念
歴史を学ぶことはどのような分野でも大切なことです。
建築も例外ではありません。古い建物や風景をみてその土地の記憶を紐解いていくことはとても大切なことです。
歴史や風景から多くを学び、自らの設計業務に生かすことを目的に活動をします。


市(いち)の意味
市(いち)とは、定期的に人が集まり商いを行う場所を意味します。つまり交易の場です。
交易は、物資や人が交わる交通の要所で行なわれます。
建築家と住まい手が出会う場所という意味を込めて、市(いち)と名付けました。


市(いち)の精神
歴史に迫ることで、日本の住まいの本質を捉えようとすることが市(いち)の精神です。
本質を捉え、解読し、表現する(設計する)ことが建築を設計することが私たちの使命だと考えます。

市(いち)の概要
主に、岐阜街道(名鉄名古屋本線)、中山道各務原線)、岩倉街道(犬山線)、上街道・稲置街道(小牧線)など
旧街道周辺のフィールドサーベイを行い、近隣で展覧会を行います。開催場所周辺の時代の変化や現状の調査結果を発表すると同時に、建築設計業務の事例紹介や模型の展示、無料相談会なども開きます。

大切なこと
市(いち)の活動を通し、建築家と家を建てることの楽しさを伝え、
ハウスメーカー工務店以外にも家を建てる方法があることをより多くの人に知っていただきたいと思っています。
住まいを長持ちさせるために、古いものを大事に使う。積極的にリフォームを行い古民家を再生させることも大切です。
土地や建物に対する愛着を持ち、これまで以上に住まい環境の大切さを感じていただければと思います。

(富田)