鵜沼宿


フィールドサーベイは大安寺大橋から始めます。


大安寺大橋
この橋の東側には木曾街道六十九次で描かれた鵜沼宿の浮世絵のレリーフが設置されています。


大垣城鉄門
個人所有の門を移築したものですが、移築に伴う解体調査の結果、大垣城本丸の門であったことがわかったそうです。



町屋館
平成18年に各務原市が武藤家から建物の寄附を受け、修復工事の後、平成20年5月より中山道鵜沼宿 町屋館として公開しています。主屋、附属屋、離れの三棟からなる、町家の特色の強い建物です。


菊川酒造
もとは江戸時代には河内屋という旅籠がありました。この河内屋の井戸水は水質がよかったため、明治に入ると酒蔵を営むようになったと言われています。


脇本陣
脇本陣の建物は、明治24年(1891年)の濃尾震災で倒壊しました。現在建つ脇本陣は復元したもので平成22年5月より公開しています。10月17日(土)と18日(日)の両日、この場所で展覧会をさせていただく予定です。


松尾芭蕉は、鵜沼を訪れ脇本陣坂本家に滞在したと伝えられています。


二ノ宮神社
明治時代後期に建てられた境内の拝殿は、登録有形文化財です。


二ノ宮神社古墳
6世紀頃の横穴式石室をもつ円墳。


上部には石室の石が露出していました。


街並み
左:脇本陣、右:菊川酒造


街並み
二ノ宮神社からの眺め


左手前から丸一屋(坂井家)、茗荷屋(梅田家)、若竹屋(安田家)が並んでいます。


丸一屋(坂井家)の入口


丸一屋(坂井家)の式台
地面に降りることなく籠の乗り降りができるよう設けられています。


防火のため軒裏に銅板が巻いてあります。


茗荷屋(梅田家)横の秋葉神社石灯籠。


宿の西側から東を見る。


路地


蔵を改造した住まい。



翠池(よしいけ)


鵜沼宿の西側から東方を見る

(富田)