第八回 建築家と街並み 市(いち)展 お礼

10/17、18日と各務原市鵜沼宿 脇本陣にて開催いたしました「市」展。多くのご来場を頂き無事終了いたしました。多くの皆様のご協力誠にありがとうございました。

今回は、趣向を変えて脇本陣という趣があり我々の活動にマッチした会場を選定致しました。天候も良く行楽の方も興味深く質問されていました。

こうした活動が多くの皆様に知って頂き、住まい環境造りに活かして頂ければ幸いです。
ありがとうございました。





(西脇)

第八回 建築家と街並み 市(いち)展

10/17(土)、18(日)
岐阜県各務原市の「中山道鵜沼宿 脇本陣」にて、第八回【市(いち)】展覧会を行います。
これまで歩いた茶所・新加納・笠松・小牧・羽黒・善師野・太田に、今回は新たに鵜沼を加えた8ヶ所の町の模型と写真を展示します。
入場無料となっております。多くの皆様のご来場をお待ちしております。

第八回 建築家と街並み 市(いち)展
日程:10/17(土)、18(日)
時間:9:30〜17:00
場所:中山道鵜沼宿 脇本陣
   岐阜県各務原市鵜沼西町1-137

鵜沼宿


フィールドサーベイは大安寺大橋から始めます。


大安寺大橋
この橋の東側には木曾街道六十九次で描かれた鵜沼宿の浮世絵のレリーフが設置されています。


大垣城鉄門
個人所有の門を移築したものですが、移築に伴う解体調査の結果、大垣城本丸の門であったことがわかったそうです。



町屋館
平成18年に各務原市が武藤家から建物の寄附を受け、修復工事の後、平成20年5月より中山道鵜沼宿 町屋館として公開しています。主屋、附属屋、離れの三棟からなる、町家の特色の強い建物です。


菊川酒造
もとは江戸時代には河内屋という旅籠がありました。この河内屋の井戸水は水質がよかったため、明治に入ると酒蔵を営むようになったと言われています。


脇本陣
脇本陣の建物は、明治24年(1891年)の濃尾震災で倒壊しました。現在建つ脇本陣は復元したもので平成22年5月より公開しています。10月17日(土)と18日(日)の両日、この場所で展覧会をさせていただく予定です。


松尾芭蕉は、鵜沼を訪れ脇本陣坂本家に滞在したと伝えられています。


二ノ宮神社
明治時代後期に建てられた境内の拝殿は、登録有形文化財です。


二ノ宮神社古墳
6世紀頃の横穴式石室をもつ円墳。


上部には石室の石が露出していました。


街並み
左:脇本陣、右:菊川酒造


街並み
二ノ宮神社からの眺め


左手前から丸一屋(坂井家)、茗荷屋(梅田家)、若竹屋(安田家)が並んでいます。


丸一屋(坂井家)の入口


丸一屋(坂井家)の式台
地面に降りることなく籠の乗り降りができるよう設けられています。


防火のため軒裏に銅板が巻いてあります。


茗荷屋(梅田家)横の秋葉神社石灯籠。


宿の西側から東を見る。


路地


蔵を改造した住まい。



翠池(よしいけ)


鵜沼宿の西側から東方を見る

(富田)


快晴の中、サーベイを行ってきました。
いいですね。落ち着いた風情があって宿場町の雰囲気を
存分に感じてきました。
街道筋以外は開発が進んでいて古い建物は見当たりません
中山道の道沿いに残る登録有形文化財の建物のみが当時を
偲ばせています。

途中、翠池(よしいけ)と言われる農業用ため池を覗いて
見ましたら一面のハス池でした。花はほぼ終わり実が付いて
いましたが、壮観でした。

(西脇)

中山道鵜沼宿


8月27日(木)AM9:30より岐阜県各務原市鵜沼宿サーベイを行います。
今年最初のサーベイを楽しみたいと思います。
今回も参加希望者を募集致します。
ご連絡お待ちしております!


(西脇)

多気町相可

先日、三重県多気町の相可に行きました。
相可は古くから熊野街道・伊勢本街道・伊勢南街道・櫛田川が交わる水陸交通の要所で、宿場町として栄えました。
建物は伊勢独特の板張りの二階建てで、妻入りの民家が連なっていました。少し急ぎ足だったのであまり見て廻れませんでしたが、寺社仏閣等見どころが多そうです。
(富田)